アンダー・ザ・シルバーレイク

全世界に未体験の恐怖を突き付け、日本でも中毒者が続出した『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督最新作。今度は、セレブやアーティストたちが暮らすL.A.<シルバーレイク>を舞台に、消えた美女を探すうちに、街の裏側に潜む陰謀を解明することになるオタク青年の暴走と迷走を描く。
主人公のサムには、今年演劇界最大の祭典トニー賞で主演男優賞を受賞したアンドリュー・ガーフィールド。彼が行方を追うサラには、『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』のライリー・キーオ。

恋におちた美女が突然の失踪。捜索するオタク青年サムは
ヒットソングの暗号、都市伝説、サブリミナルなどの知識をフル活用して
夢と光が溢れる街L.A.<シルバーレイク>の闇に近づいていく――(ギャガ公式チャンネルより)

<2018年/アメリカ/140分>

もし都市伝説が本当だったら

世界に溢れている情報には全て何かしらの隠されたメッセージがあり、ごく一部のひとにしかわからない。もしそのメッセージを見つけたらどうなるだろうか。主人公は何も働いていないが、車を持っており、毎晩のようにパーティーに出向くし、コスプレの女優志願のガールフレンドもいるという不思議な設定。同じアパートにいた女の子が突然いなくなり、彼女を探し始める。LAはとにかく毎晩パーティー。

曲に込められていたメッセージを解読し、ソングライターに会いにいく主人公。ロックやポップスの名曲を作曲していたのはソングライターであることがわかる。それを知った主人公はカート・コバーンが使っていたギターでソングライターを殴り殺す。管理人がこの映画で一番面白く感じたのはここの場面。レコードを逆回しにすると別の詩が現れるというのは昔からあった。翌日何も無かったように行動する主人公をみるとこの殺人が主人公の夢なのか現実なのかよくわからない。ソングライターも人間ではなかったのではないかと思わせる。

この映画は、全編が主人公の夢なのかもしれない。全ては幻なのか。なさそうでありそうでなさそうな話。映画やロックに関する小ネタも色々仕込まれているようだけど、管理人が全て分かるはずも無い。狸に化かされたらこんな感じなんだろう。

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